赤ちゃんの便秘・お腹の緊張|何日もうんちが出なくて苦しそうな時こそ知ってほしいこと
- 7月23日
- 読了時間: 3分
「何日もうんちが出なくて、お腹がパンパンに張って苦しそう…」
「顔を真っ赤にしてうなって踏ん張っている姿を見るのがつらい」
赤ちゃんの便秘が続くと、「お腹にガスが溜まって苦しいのかな?」「綿棒浣腸を毎日続けるのは癖になりそうで不安…」と、どうしてあげたらいいか分からず悩んでしまいますよね。
こんにちは、札幌ベビーオステオパシーの山本卓弥です。
札幌で理学療法士として病院での経験を含め14年間臨床に携わり、3,600回以上の赤ちゃんの施術に関わってきました。
今回は、赤ちゃんの「便秘」や「お腹の張り」の背景にある、全身の緊張とのつながりについてお話しします。

育児のお悩み|便秘・踏ん張っても出ない時に考えられること
我が子の便秘に直面したとき、ついつい「お腹」だけに意識がいって、お腹を「の」の字にマッサージしたり、のほほんとマッサージの方法を調べたりしがちですよね。
でも、少し想像してみてください。
もし、ホースの根元がギュッと強く踏まれて詰まっていたらどうでしょうか?
いくらホースの先の方を一生懸命揉んだとしても、水はスムーズに流れてきませんよね。
赤ちゃんの体も、これと似た状態になっている可能性があるのです。
実は、内臓の働きや排泄をコントロールしている自律神経の大切な通り道は、お腹ではなく「頭(頭蓋骨)」や「背骨」にあります。
首や背中が緊張でカチカチに固まっていると、赤ちゃんの体はリラックスできず「守り(緊張)」のモードに入ってしまいます。
すると、お腹の出口をふんわりとゆるめるためのリラックスの指令が、肝心のお腹までうまく届かなくなってしまうのです。
赤ちゃんにとって「出す力」とは、実は体を上手に「ゆるめる力」そのものとも言えます。
お腹を揉むだけでは届かない場所へ|オステオパシーで全身の神経の通り道を整えるサポートを
「なんとかして踏ん張らせなきゃ」「お腹を強くマッサージしなきゃ」と、焦ってお腹まわりだけのアプローチをがんばりすぎる必要はありません。
大切なのは、
👉 若木の中を水がスムーズに流れるように、頭から背中、そしてお腹へと繋がる「神経の通り道」の締め付けを優しく解きほぐしてあげること です。
当院ではオステオパシーという手法を用いて、水に触れるようなごく優しいタッチで、赤ちゃんの頭や背骨のまわりにある深い部分のこわばりをやさしく解きほぐすサポートをしています。
全身の強張りがほぐれて、体全体がリラックスモードに切り替わってくると、
👉 「あ、もう溜め込まなくていいんだな」と体が気づき、赤ちゃん本来の自然でおだやかなお通じのリズムを取り戻すきっかけになることもあります。
(※変化の感じ方には個人差があります)
一生を軽やかに、健やかに過ごすための「めぐる循環」の土台作り
赤ちゃんのうちに頭や背中を整えて、体全体の「巡りの良い土壌」を作ってあげることは、単に今の便秘が楽になるだけではありません。
それは、この子がこれから大きくなっていく上で、一生を軽やかに、健やかに過ごすための「心地よい循環の土台」となるのです。
お腹を揉むだけでは届かない、もっと深呼吸したくなるようなスッキリとした体を、今この時期に一緒に目指してみませんか?
「何日も出なくて可哀想だな」「いつもお腹が張ってうなっているな」と思ったら、ひとりで抱え込まずに、まずは一度お気軽にご相談くださいね。
