赤ちゃんのハイハイに左右差がある|片足を引きずる動きと体の関係
- 7月2日
- 読了時間: 3分
「ハイハイのとき、片方の足だけ引きずっているように見える…」
「いつも右側ばかり使って、左右非対称なハイハイをしているのが心配」
周りの子たちの綺麗なハイハイと比べて、我が子の「左右差」に気づくと、「将来の歩き方に響くのかな?」「どこか骨が歪んでいるの?」と不安になってしまいますよね。
こんにちは、札幌ベビーオステオパシーの山本卓弥です。
札幌で理学療法士として病院での経験を含め14年間臨床に携わり、3,600回以上の赤ちゃんの施術に関わってきました。
今回は、赤ちゃんのハイハイに見られる「左右差」の背景にある、体の関係についてお話しします。

育児のお悩み|片足を引きずる・ハイハイが左右非対称になることについて
結論からお伝えすると、ハイハイに左右差があっても、決して赤ちゃんを責めたり焦ったりしないであげてくださいね。
赤ちゃんはわざと変な動かし方をしているわけではありません。
自分の体の中にある「こわばり」や「動きの制限」を、小さな体で一生懸命やり過ごしながら、その時に自分が出せる「最高の動き(ベストな方法)」をしているだけなのです。
もし、右側の股関節や背中が突っ張っていて使いにくいなら、使いやすい左側で一生懸命補おうとする。
それは、赤ちゃんが「自ら前へ進もう、生きよう」とする強い力のあらわれでもあります。
若木が光を求めて、少し曲がりながらも健気に伸びていく姿を想像してみてください。
大切なのは、その表面的な「曲がり(左右差のある動き)」を無理やり真っ直ぐに正そうとすることではありません。
伸びようとする力を邪魔してしまっている「体のこわばり」を少しずつ和らげてあげることなのです。
無理に直そうとしなくていい|スムーズに動ける「真ん中」の体へ
「左右対称に動かしなきゃ」と、使いにくそうな方の足を無理に動かそうと練習させる必要はありません。
大切なのは、
👉 全身の巡りを整えて、赤ちゃん自身が『どっちを動かしても楽ちんだな』と思える体を作ってあげること です。
当院ではオステオパシーという手法を用いて、水に触れるようなごく優しいタッチで、左右のバランスを崩している可能性がある体の緊張やこわばりをやさしく解きほぐすサポートをしています。
体全体の緊張がほぐれて左右のバランスが整ってくると、
👉 体は自然と、赤ちゃんにとって「一番楽でスムーズな左右均等の動き」を選び始めるきっかけになることもあります。
(※変化の感じ方には個人差があります)
将来、どんなスポーツも遊びも全力で楽しめるしなやかな体へ
赤ちゃんのうちに、偏りのない自由な動きの土台を整えてあげることは、とても大きな意味を持ちます。
それは、この子が将来大きくなったときに、どんなスポーツや遊びも怪我なく全力で楽しめるような、しなやかで強い体へと繋がっていくからです。
無理にハイハイのフォームを直すのではなく、まずは赤ちゃんがのびのびと動ける心地いい体作りから始めてみませんか?
「ハイハイの仕方がなんだか気になるな」と思ったら、ひとりで悩まずに、まずは一度お気軽にご相談くださいね。
