赤ちゃんがストローやコップでむせるのはなぜ?|飲み込むための身体の土台
- 8月17日
- 読了時間: 3分
離乳食が進むにつれて始まる水分補給の練習。
「周りの子はもう上手に飲めているのに、うちの子は練習が足りないのかな?」と、焦って毎日がんばって特訓させていませんか?
こんにちは、札幌ベビーオステオパシーの山本卓弥です。
理学療法士として14年間臨床に携わり、3,600回以上の赤ちゃんの施術に関わってきました。
今回は、飲み込みの練習で苦戦する背景と、身体の状態を整えることの大切さについてお話しします。

育児のヒント|飲み込みの通り道と緊張の関係
もし、赤ちゃんの首の後ろが強張っていたり、喉まわりが緊張して縮こまっていたりすると、飲み物の通り道である喉がスムーズに機能しにくくなることがあります。
イメージしてみてください。
飲み物の通り道が、途中で折れ曲がったホースのようになっている状態です。
これでは、どんなに赤ちゃんが一生懸命吸い上げようとしても、喉のところでうまく流れず、むせてしまいやすくなります。
飲み込みにくいのは、赤ちゃんが「練習不足」のではなく、身体の構造やバランスがまだ「少し飲み込みにくい状態」にあるからかもしれません。
無理に特訓せず|喉元の緊張を解きほぐすサポートを
「毎日何度も練習しなきゃ!」と、赤ちゃんが嫌がっているのに無理に頑張る必要はありません。
大切なのは、
👉 飲み込む通り道を狭くしている、首や喉まわりにある『緊張』を優しく解きほぐしてあげること です。
当院ではオステオパシーという手法を用いて、水に触れるようなごく優しいタッチで、首の付け根や喉まわり、胸まわりの繊細なこわばりを丁寧に紐解いていきます。
身体の強張りがほぐれて本来のしなやかさが戻ってくると、
👉 「ゴクン」と飲み込む機能がスムーズに働きやすくなり、自然と楽に、上手に飲めるようになるきっかけになることもあります。
(※お体の状態や感じ方には個人差があります)
一生続く「美味しく食べる」ための食の土台を
赤ちゃんのうちに喉元をリラックスさせて「楽に飲み込める心地よさ」を整えてあげることは、健やかな発育のための贈り物になります。
将来、美味しく食べて健やかに飲み込むための大切な食の土台を、今の時期に整えてあげることができるのです。
無理に何度も練習を繰り返す前に、まずは赤ちゃんが楽にゴクンができる身体の準備を始めてみませんか?
「飲むのが苦手なのかな?」と一人で悩まずに、まずは一度お気軽にご相談くださいね。
【免責事項】
※当院で行うケアは、医学的な診断や治療を行うものではありません。お子様の飲み込みに関して、極端なむせ込みや体重増加不良など、医学的な懸念がある場合は、必ず小児科医や専門医へご相談ください。
